江戸時代から米どころとして知られる加賀平野は、早くから耕地整理事業が実施された稲作の先進地です。
小松市は県内最大のトマトの産地。5月初旬から11月下旬まで、年間約1,700tを県内外に出荷しています。
杉の優良生産地、南加賀の森林の面積はおよそ114ha。人工林は、いわば「木の畑」みたいなものです。
南加賀有数の漁港・橋立港は、江戸時代から明治にかけて北前船主を多く輩出した「北前船のふるさと」です。
九谷焼の歴史は、江戸時代初期まで遡ります。今日でも、各時代の作風を源流に盛んに生産されています。
山中漆器のはじまりは、安土桃山時代まで遡ります。その特徴は、「ろくろ」の技にあります。